忘れてた・・・

2001年7月2日
毎月1日はキクのフィラリア予防の投薬の日だ。
すっかり忘れてた。明日にでも動物病院に行って
もらって来なきゃ。

体重5kgを越えたキクは、フィラリアの薬も
体重5〜10kg以内の薬だから、まとめてもら
っておいても全然OK。でも、まとめてもらって
しまうと何かあった時、具合が悪かった時なんか
にわざわざ診察に行かなければいけない。しかも
わざわざ行くのと、薬をもらう“ついでに”診察
受けるのでは、金額も大きく違うし。

キク以外にも実家に犬がいたり、拾った犬を診て
もらったりと近所の動物病院には随分お世話にな
った。信頼をおける病院が見つかっていれば1ヶ所
で済んでしまうんだけど、今までお世話になった
病院およそ10ヶ所の中には信頼をおける病院が
なかった。

そして今、通っている病院はキクを飼いはじめて
混合ワクチン接種に飛び込みで入った病院。他の
病院では事務的な説明の仕方を、こっちが理解して
るかどうかなんて気にせず説明。ハイ、終わり。
こんな病院、ヤダな。

今通っている病院は、混合ワクチンの説明をはじめ
としてキクみたいに顔のペチャンコな犬がかかり
やすい病気、気をつけた方がいいこと、そしてキク
普通のペキニーズより舌が長いみたい。
いわれてみれば、いっつも舌を出している。しかも
3〜4cmは当たり前で、多いときは5cm以上も
出している時がある。

ワクチンやフィラリアについてはそれなりに分かっ
ているけど、理解の度合いをみながらしっかり説明
してくれる。見た感じ、あまり病院内の設備が万全
とは思えないけど、その分誠意でしっかりと見てく
れている気がする。もう、ここに決めた!

一昨年、10年以上飼っていた雑種の犬が死亡。
死亡する1年前から調子が悪く、しょっちゅう獣医
に見てもらっていた。診断結果は、原因不明。
原因不明にもかかわらず、いっつも大量の薬をもら
ってきて飲ませていた。

今考えてもおかしかったな、そこの獣医さん。
分からないのなら、人間の病院みたいに“ここで
検査を受けてみて下さい”とか、どこか別の病院
紹介してくれたっていいのに。意地でも見る、って
感じだった。

10年も生きれば、若いワケでもない。どこかしら
病気になっている可能性もあるだろうし。原因不明
が続くと、飼い犬もどんどん衰弱していった。
食事を取らず、点滴で生きている生活も続かず
思い切って病院を変えてみた。(これが遅かった)

次の病院で肝臓ガンだと分かった。すぐに手術を
してもらったけど手術が終わってからすぐに死亡
してしまった。死ぬ時くらいは自宅で、しかも
家族に看取られて死にたかっただろうに、知らな
い場所で知らない人。

それからというもの動物病院には気を使っている。
人間なら“どこが痛い”とか、“気持ちが悪い”
なんて意思表示できるけど、しゃべれない相手を
見てもらうだけに飼主がいい獣医にかけるよう
努力するしかないと思う。

今、キクは“黒色なんたらかんたら”という皮膚
病にかかっている。白いハズの皮膚が真っ黒。
そして毛を刈った時から毛が生えてこない。
原因は様々で、ホルモンのバランスが崩れてたり
ノミやダニなんかのアレルギーだったり。

それもしっかり診てもらわないとな。診察台の上
で緊張するのか、キクは必ず“すかしたおなら”
をする。これがまた異様に臭い(>_<)
いつもなら、『キクー。おならしたでしょー?』
と笑って済むものが病院では無言。

マジメな獣医さんもそのことには触れてくれない。
私は触れて欲しい。この瞬間、結構ツライ。

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