飼い主に似たのか?イヤ似てない(>_<)
2001年10月10日朝から雨が降ってました。お客さん、ゼロ。
こーゆー時は溜まったデスクワークがやっとこ出来る。
本来、デスクワークのハズなのに。
一年のうちでイスに座ってるのは3ヶ月以下だな。
一生懸命デスクワークしてましたよ。いつできるか分からないし。
すると会社の78歳になったおじちゃんが珍しくPC室にやってきた。
『何とかしてくれよ・・・』
普段からあんまり口を利かないおじちゃんがこんなコト言うんだから、ただごとじゃない。
聞いてみるとムカツク後輩が大泣きしてるらしい。
『いつものコトじゃないっすかっ』
でもオロオロしてるんだな、じーちゃん。
すぐ泣くんだよなー、メソメソと。
でも気が弱いワケじゃない、今迄見てきた後輩の中ではピカ一の気の強さ。
こっちが根負けしそうだっつーの。
仕方なく後輩の所へ行ってみると、確かに泣いてた。
しかもオエオエ声をだして、いつもよりスゴイね。
お客さんとの窓口でオエオエ泣かれても困るよ。
と場所を変えさせた。
頭に来るからここ3ヶ月、全然口を利いてない。
自分の機嫌の良し悪しでするアイサツも返さない。
そんな私が
『どうしたの。言ってみ』←とりあえず言ってみた。
うれしいのか悲しいのか、もっとオエオエが大きくなった。
事情を聞き、それは社会人として仕方ないんだよ、と言いながら“オマエの考えが甘いんじゃ、ぼけ”などと心で思う。
そこへキクがやって来た。
地べたに座り込み、頭を下げてオエオエ泣いている後輩の近くに寄ってって、後輩の顔に自分のつぶれた顔を近づけてるキクを見てると
『どうしたの?大丈夫?』
と慰めてるように見えた。結構、優しいトコあんじゃん、キク。と感心していた。
次の瞬間、『ブッ』と鼻水を後輩の頭にぶちまけた。後輩の髪の毛がキクの鼻水で光ってるし。
ダメだよ、ツボに入っちゃったじゃんか・・・
後輩はオエオエ泣いてて気が付かないし、思いっきり鼻水をかけたキクは満足そうに自分の寝床へ戻っていく。
そんなのを目の前で見せられたら笑っちゃうでしょ。
口に手を当てて小さく笑うのに必死な私は、笑い疲れたあと上司にバトンタッチしてもらった(強制的に)
やるな、キク。
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