事件勃発

2001年11月7日

仕事を終え、カレシと回転寿司を食べに出かけた。
何故ならば会社で契約している新聞の折り込みチラシの一枚に赤ちゃんの顔が一杯載ってる写真があった。
そのチラシを逆さに見ていた私は
『あっ、新しい回転寿司がオープンしたんだ。・・・でもここのお寿司屋さん、軍艦しかないの?』

よく見たら軍艦の海苔が赤ちゃんの髪の毛で、シャリが顔だった(笑)

私はひかりものが食べられない。
生ものもあんまり好きじゃない。
タマゴ、コーン、ツナ、生ゆば、トロ、エビ
の繰り返し。
で、〆としてコーンに戻る。
こんなカンジなんで回転寿司で充分満足。

たらふく食べてマンションに戻ると、携帯に無数の着信。
全て母親からだった。

すぐに電話をしてみるとかなり興奮している様子。

どうやらこーゆーことらしい。

2日前の日記に書き込んだ母方の親族。
その中に私と同い年の男のイトコがいる。
身長190cm近く、体もごっついが性格は至って優しい。
しかし・・・キレると暴れる。

正義感が強いのはいいが、納得いかないと終いにはキレて暴力にでる。
これで今まで何箇所の仕事場をクビになってきたことか。
母親の弟である私のおじさん。
母方の親族の中では一番好きなおじさん。

そして親族の中でも何年経っても夫婦愛が強く、いつでもおばさんと一番仲良かったのに。
見ていてとっても微笑ましい夫婦だったのに。
5年前にガンで亡くなった。
3年以上も寝たきりの状態の末に。

長年の看病の末に最愛の奥さんを亡くしたおじさんはめっきり老け込んで、頭も薄くなちゃった。
それからは孫を連れてよく私の職場へ遊びに来た。
先月も『そろそろいいかげんに結婚した方がいいぞ』
なんて半分本気の説教をされながらお互いに笑ってわかれた。

おじさんもいい加減に28歳にもなる息子にしっかりして欲しかったんだろう。
話し合いをしたらしい。
イトコは開き直り、家中暴れまくって壁から何から壊しまくったみたい。
物に当たるヤツってサイテ−だよな、ホント。

そんな中でも話し合い、とうとう
『親子の縁を切る』
という決断をしたおじさん。

30年勤めた職場を退職し、退職金と現在の家を売却して子供二人に分け与えて親子の縁を切るとのこと。

そんなコトする必要あんの?

離れて暮らすならそれでいい。
28歳にもなってまともに一定の職にも就けない息子にしてしまった責任はあるのかもしれないけど、もう子供じゃないんだから思い切って放り出せばいいのに。と思う。

・・・だからこーゆーオトナになったんだろうな、息子が。

私の母親をはじめ、兄弟がおじさんに呼び出されて行った家はすでに不動産屋に委託されてガランとしており、息子の暴れた後だけが壁に残っていたという。

どうしたらいいのかと思って・・・との母親からの電話だった。

『もう家に戻る所だから。おじさんも決めてしまったことだから、どーにもならない。だからそっとしておいてあげて』

ヲイヲイ、そこまで話を聞かされてそっとしておく私じゃないのは母親が一番わかってるくせに。

『うん、うん』

と言いながら電話を切って速攻おじさん宅に電話してみた。

繋がらない。

明日、仕事帰りに寄ってみよう。


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